タンザニア　ジェニュイン　キリマンジャロ　AA （キリマンジャロ)

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生産地：タンザニア連合共和国　キリマンジャロ州　モシ市
標高：1750m～1900m
農園名：マムセラ生産組合　モシ地区小規模農家
栽培品種：ケント種・ブルボン種
収穫時期：７月〜11月
精製処理：Washed（水洗式）のちに天日乾燥
Qグレードポイント　84点

日本はタンザニア産コーヒー全体の生産量の20％も仕入れていますが、その全てがキリマンジャロと言う名称でブランド化されています。世界水準の正しいトレーサビリティー表記とすれば南部のコーヒーについてはタンザニア・ムベヤ地区やムベンガ地区産として記載すべきなのですが、キリマンジャロと言う呼称は、もはやタンザニアをはるかに超えたブランドとなり、今さら敢えて得た名声を下げるような事には目をつぶっているのが現状です。それでも本当の正真正銘キリマンジャロ山麓で栽培されたコーヒーはカップのクリーンさや甘み、そして透明感のある綺麗な酸味が高く評価され、スペシャルティーコーヒーの主要産地として確実な地位を築いています。このコーヒーはこの北部産地の中でも本物のキリマンジャロ山麓で栽培されたムセラやウルノースに住むチャガ族が樹齢50年以上の古木から種をつなぎ、希少なコーヒーを丁寧に作り続ける地域だけを限定して“Genuine” Kilimanjaroとしてブランド化したものです。
カップの印象は何といっても円やかな甘みと透明感のある酸味が印象的です。柔かでふくよかな感じのカップのクリーンさと綺麗な酸味をお楽しみください。

焙煎はハイロースト。中煎り。１ハゼ終了後で排出しています。